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山口市の取組 地域新電力会社を設立
電力の地産地消脱炭素社会を目指し電力の地産地消を!
令和6年4月、地域新電力会社を設立。
令和3(2021)年6月、国・地方脱炭素実現会議において「地域脱炭素ロードマップ」が策定され、国は令和12(2030)年までに全国に少なくとも100カ所の脱炭素先行地域を創出することを決定しました。この決定を受け、山口市では令和3(2021)年11月に「山口市ゼロカーボンシティ宣言」を行って地域脱炭素を推進する計画を提案。その結果、令和4(2022)年11月に山口市の中心市街地エリア等が脱炭素先行地域に選定されました。 山口市は地域脱炭素を通じた便利で安全安心な活力ある地域社会の形成に向けた取り組みの一つとして「電力の地産地消」を掲げ、その一環として地域新電力会社の設立を決定しました。
山口市、NTTアノードエナジー株式会社、山口ケーブルビジョン株式会社、株式会社山口銀行、萩山口信用金庫、山口商工会議所の共同出資により、令和6(2024)年4月、地域新電力会社「山口グリーンエネルギー株式会社」を設立。市清掃工場における廃棄物発電を始めとした地産の再生可能 エネルギー電力等をこの地域新電力会社が調達し、市公共施設や中心市街地エリアに電力を供給することで、電力の地産地消を推進します。 電力供給の開始は令和7(2025)年1月からを予定しており、まずは市公共施設を対象に電力を供給し、その後、段階的に中心市街地エリアへも拡大する想定です。
取組の全体イメージ
「山口グリーンエネルギー株式会社」の主な事業
- 地産の再生可能エネルギー電力等の供給事業
- 地産の再生可能エネルギー電力等の利用促進事業
- 太陽光発電のPPA(電力販売契約)モデル等による電源開発事業
- 省エネルギー推進事業
- 地域脱炭素等に関する環境教育事業・情報発信事業
山口市担当者の声
地域の電力を、地域のために。
山口市は、本市とともに地域脱炭素を推進する重要な担い手となる、地域新電力会社「山口グリーンエネルギー株式会社」を設立しました。山口グリーンエネルギー株式会社では、市清掃工場における廃棄物発電を始め、今後市の公有地等に整備する太陽光発電等による再エネ電力、つまり地域で生まれた「環境にやさしい電力」を地域に供給します。供給先は、令和7(2025)年3月竣工予定の新本庁舎や湯田温泉に新たに誕生する湯田温泉パーク(愛称:湯田温泉「こんこんパーク」)などの市の公共施設、山口市中心商店街などの中心市街地エリアとなります。今後、山口市は、山口グリーンエネルギー株式会社とともに、本市の地域課題の解決や市民の暮らしの質の向上、安全安心の確保を図り、地域経済の活性化につなげ、便利で安全安心な活力ある地域社会の形成を目指してまいります。