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糸米の大ムク(いとよねのおおムク)

名称 糸米の大ムク(いとよねのおおムク)
指定日 昭和50年8月1日
所在地 山口市糸米2丁目3番15号
所有者・管理者 西糸米町内会
アクセス 市保健センター前バス停から南東へ徒歩約8分
駐車場 なし
概要 この大ムクは、西糸米公会堂の敷地内にある。もとこの地には大歳社という社祠があって、この樹はその神木という。大歳社は、明治41年(1908)に市内八幡馬場の今八幡宮に合祀されたといわれ、現在も樹下に石祠がある。幹は直立し、根元周囲7.5m、目通り周囲4.6m、樹高は約25mである。地上8mのところで分岐し、それより先の枝の分岐は端正で、枝葉はよく繁り、典型的な樹冠を形成していて樹形は美しい。幹の基部は、やや板状の発達が見られるが、これはこの種の老樹にしばしば見られるものである。
ムクノキは、本州中部以西に生ずる暖地性の落葉樹で、大樹となるものが多く、エノキとともに全国的に神の依代として信仰されることが多い。