宮野のミツガシワ自生地(みやののミツガシワじせいち)
名称 | 宮野のミツガシワ自生地(みやののミツガシワじせいち) | ![]() |
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指定日 | 昭和40年3月20日 | |
所在地 | 山口市宮野下3303番地 | |
所有者・管理者 | 法明院 | |
アクセス | 本宮野バス停から西へ徒歩約14分 | |
駐車場 | あり | |
概要 | 法明院裏の約320㎡の池に自生している。ミツガシワは、リンドウ科の多年生水草でシベリア、カラフトなどの寒冷地に多く生える北方系植物である。葉は複葉で30㎝ばかりの葉柄の先に3つの小葉をつけており、それが紋所の「三柏」に似ている。花は、20cmくらいの花軸の頂上に漏斗状の白い小花が群がり咲く。南限地は九州の阿蘇山であったが絶滅したため、現在の南限自生地は山口県になっている。 山口県では下関市勝山城址の池と、この宮野に自生しているだけであるが、徳佐の洪積層の泥炭中からミツガシワの化石が発見されている。漢名を睡菜といい、古くは薬用に使用されていた。 |